尿や便の色を変化させる薬


心配しないで薬のせいです。尿や便の色が変わることがあります。
飲んでいる薬が尿や便に排泄され、色が変わることがあります。

また、病院の検査で擬陽性といって検査を妨害することがありますので病院を受診する際には、必ず今飲んでいる薬を申し出ましょう。



検査に影響する薬

尿の検査
尿糖
アスコルビン酸やグルクロン酸
潜血反応
プロトポルフィン
便の検査
潜血反応
プロトポルフィン



おしっこがこんな色になった!!!!!!
通常の尿は透明なこはく色(透明なことが大事)ですが、これはウロクロームという物質によるものです。

おしっこの色      黄色 オレンジ 赤橙色 赤紫 褐色

色に影響のある
総合ビタミン剤
ビタミンB2
フェナセチン
大黄
センナ
カスカラ
サントニン
チペリジン
エパルレスタット
スルピリン
アンチピリン
サントニン
レポドパ

おしっこの色に影響のある薬の説明(上図参照)

黄色が強い
総合ビタミン剤
ビタミンB2
風邪薬中のフェナセチン


オレンジ〜赤橙色
下剤中の大黄・センナ・カスカラ
虫下しのサントニン

赤っぽい色!
せき止め中のチぺリジン
糖尿病薬のエパルレスタット

赤紫〜赤褐色!!
解熱剤や鎮痛剤中のスルピリン・アンチピリン
フェノチアジン系精神安定剤
虫下しのサントニン
化膿止めのサルファ剤
結核の薬のリファンピシン


緑!!!
正露丸に入っている下痢止め・歯痛のクレオソート
肩凝り取りのメトカルパモール

黒!!!!
パーキンソン病の薬レボドパ
(使用量や体調によって尿のみならず汗や涙まで黒くするのです)


怪しげな蛍光黄緑!!!!!
利尿薬のオリアムテレン
時にビタミンB

 



うんちがこんな色になった!!!!!!
通常の便は黄褐色ですが、これは胆汁から分解してできるステルコビリンによるものです。便秘や下痢でも色が変化したり、食べ物によっても多少色が変化しますが薬によっても色調が変化することがあります。
便は体のバロメーターともいわれるように排便時には必ずチェックしておきたいものです。


貧血治療薬の鉄剤


胃腸薬中のクロロフィル
炎症を抑えるインドメタシン


抗生物質のセフジニル
赤みがかった色
下剤の大黄


胃腸薬中の制酸剤のアルミニウム塩や珪酸

時に薬の副作用かもしれなくて便が黒い場合
ワーファリン
→血液を固まりにくくする作用があるため薬が効き過ぎていると消化管出血している恐れがある

アスピリン
→胃腸障害により消化管出血している恐れがあったり、血栓症の予防に使用している場合、血液を固まりにくくしているため消化管出血している恐れがある