消毒薬の使い分け
DISINFECTIONAL MEDICINES


切り傷にかすり傷、すり傷など日常的に使用しますね。傷口にもいろいろありますので、薬剤師に相談して適切な消毒薬を選択するようにしましょう。
傷口が化膿しないために消毒剤は有効ですが、まず傷口の洗浄が最も重要です。また、消毒剤の効果をあげるためには傷口が汚れていないことがとても重要です。
消毒剤の多くはアルコールを含んでいるため、しみることがあります。
家庭では使用頻度が低いので、包装単位の小さなものを購入するようにしましょう。



出血が続く時
止血作用のある薬剤が配合されているものを選択するようにしましょう。
塩酸ナファゾリンや塩酸エピネフリンがその成分にあてはまります。
しかし、傷が深い時は医師に見てもらいましょう。傷が深い場合傷口が治りにくい、傷跡が残る以外に化膿する恐れがあります。



痛みがある時
痛み止めの成分が入った消毒薬を選択するようにしましょう。
塩酸ジブカイン、リドカイン、dl-カンフルがその成分にあてはまります。
塩酸ジブカインは効果が比較的低い濃度で長く続きます。
リドカインは効果が早く出現します。



化膿しそうな時
傷口に細菌が感染すると、化膿する恐れがあります。不潔なところで転んだりした場合などです。このような場合には、殺菌性の成分が配合された消毒薬を選択するようにします。しかし、傷口の深い場合は、医師に見てもらう必要があります。
単独に使用されるものとしては、オキシドールやアクリノール、塩化ベンザルコニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、次亜塩素酸ナトリウムなどがあります。
市販の消毒薬に配合されているものには、アクリノールやグルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウム、ポピドンヨード、セトリミド、ヨードホルムなどがその成分にあてはまります。
オキシフルはオキシドールを主成分にしたものです。
塩化ベンザルコニウムは粘膜に使用してもしみないまたは、刺激性がありません。



やけどの時
やけどの水膨れがむけた場合には、細菌感染しやすくなります。このような場合には、ポピドンヨードが一般的に使用されます。



その他の成分
市販の消毒薬には、
アレルギー予防に、ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミンなど
傷口の乾燥予防に、酸化亜鉛などを配合してある場合があります。



傷口ごとの外用薬の使い分け
消毒後の外用薬を使用するなら・・・
ぐちゅぐちゅ、かさかさ予防には、軟膏
ひろく薄く塗りたい時、塗り心地がさらりとしているのは、クリーム
さらにひろく薄く塗りたい時、使用後のさっぱり感を希望する時には、ローション
などの使い分けも有効です。