カゼインまたはその塩類含有製剤と牛乳アレルギーについて


牛乳アレルギーの人は、必ず申し出ましょう!


厚生省医薬安全局からカゼイン又はその塩類含有製剤と牛乳アレルギーについて医薬品・医療用具等安全性情報No.159(平成12年3月)の発行がありましたので、ご連絡します。

錠剤を飲みやすくするため錠剤を小さくする小型化、小児用の製剤の開発に伴い、添加物としてカゼインナトリウムを配合した製剤があります。牛乳アレルギーのある患者がこの薬剤を使用してアナフィラキシー様症状などの過敏症状を呈した症例がありましたので、報告します。


(1)経緯
その後,牛乳に対しアレルギーのある患者で,メイアクト小児用細粒を服用してアナフィラキシー様症状等の過敏症状が発現した症例が報告されました。

(2)症例の紹介
報告された6症例は年齢0歳〜5歳の乳幼児で,いずれも食物アレルギー(牛乳,卵等)のある患者であり,本剤を服用して短時間(数分)で過敏症状(咳の出現、全身に蕁麻疹の出現、呼吸困難など)が発現しています。

(3)安全対策
カゼインは牛乳タンパクの主成分であり,牛乳アレルギーのアレルゲンとしる可能性があることから,牛乳アレルギーの有無を必ず医師・薬剤師に申し出て相談して下さい。また、カゼインナトリウムを配合した製剤が処方されたり、万が一内服してしまった場合には、医師・薬剤師にすみやかに申し出て、アナフィラキシー等の過敏症状が起きていないか十分観察できるよう確認事項を聞いてくなどすることが重要です。

今回報告されたのは、メイアクトの錠剤,小児用細粒剤ですが、これらにはカゼインナトリウムが添加物として含まれています。また,本剤以外の医薬品に対しても添加物としてカゼイン又はその塩類を含有するものについては,同様の注意が必要です。


牛乳アレルギーのある人に限らず食べ物に対してアレルギーのある人は、必ず薬を処方してもらう前、薬を購入する際に申し出て、食べ物のアレルギーだからと軽視せずにアレルギーはすべて医師・薬剤師に必ず申し出ましょうね。



厚生省医薬安全局からカゼイン又はその塩類含有製剤と牛乳アレルギーについて医薬品・医療用具等安全性情報No.159(平成12年3月)の発行がありましたが、追加情報が届きましたのでお知らせいたします。


カゼイン又はその塩類を添加物として含有する医薬品は安全性情報にのっていたメイアクトだけでなく他の医薬品にも使用されています。

今回の安全性情報を受けてカゼイン又はその塩類を添加物として含有する医薬品であり使用上の注意を改訂した又は改訂中の品目の一覧が発表されました。

牛乳アレルギーのある方は、必ず主治医や薬剤師に申し出るようにしましょう。
また、新しい薬が処方された場合や市販薬を購入した場合には、医薬品名を確認しましょう。

日本薬剤師会のページに詳しくのっています。
http://www.nichiyaku.or.jp/news/n000323.html


1.カゼイン又はその塩類を添加物として含有する医薬品

(今回使用上の注意を改訂した又は改訂中の品目)