
| ザクロ | ココア | タウリン |
| 乳酸菌 | ラクトフェリン(母乳に含) | リゾチーム(卵に含) |
| アナンダマイド(肉に含) | ローヤルゼリー | プロポリス |
| セントジョーンズワース(弟切草) | イチョウ葉 | プルーン |
| ビタミンC | レチノール(ビタミンA) | ビタミンE |
| アルブチン(イチジクなどに含) | プラセンタ(胎盤エキス) | ヒアルロン酸 |
| コウジ酸 |
ザクロ - ザクロと書いてあるからいいという訳でない
ザクロには女性ホルモン(エストロン)が多量に含まれているともてはやされ、あたかも老化や更年期障害で悩んでいる方の治療薬であるかのような宣伝もみかけます。
でも、ちょっと待って!ザクロにあるとされているエストロンが含まれているのは種子中であり、果汁ではほとんど検出されないという話も聞きます。また、産地により成分がずいぶん異なります。
実際に市販されているザクロ製品を見ると果汁のものがほとんど。種子エキスが入っていると記載してあってもどれくらい入っているのか不明確であることが多いのです。正しく理解する必要があると思います。
ココア - 高血圧、腎臓疾患、糖尿病、肥満ぎみの方は注意
品薄状態までになるココアですが。もともと身体にいい成分が入ったものとして知られていました。16-17世紀にカカオがヨーロッパに伝わった時、ココアは、お茶、コーヒーと並んで薬局で販売されていたんですよ。ドイツの当時の書物の中には、カカオ豆が刺激興奮剤として記載されています。最近では、その神経刺激興奮させる物質は、1.5-3%テオプロミンというアルカロイドであることがわかってきています。
ココアにはリグニンという食物繊維が多く含まれています。ココアの食物繊維は大豆やトウモロコシと並ぶほど優れており、便秘や成人病予防に効果的です。
また、鉄・カリウム・ナトリウムなどのミネラル類も豊富ですが、ナトリウムを豊富に含んでいるので高血圧などの理由により減塩中の方や腎臓疾患のある方は注意です。
現在市販されているココアの多くは、ピュアココアに砂糖やミルクを加えたもので、意外とカロリーの高い食品なので注意が必要です。糖尿病のある方、肥満ぎみの人は特に注意。
タウリン - 栄養ドリンクによく入っている
栄養ドリンクの宣伝でよくききますね。「タウリン1000mg配合!」って。脳をはじめとして心臓や骨格筋、肝臓、腎臓といった様々な器官に存在する重要なアミノ酸です。
タウリンは、アミノスルホン酸という構造をもっています。1827年、牛の胆汁から発見されました。
タウリンの基本的な働きは、細胞の内と外にあるカルシウムの働きを保ちます。体内のカルシウムイオンは、一つ一つの細胞の内側の濃度よりも外側の方が濃度が高いのです。なんらかの刺激や命令をうけると、細胞の外側のカルシウムイオンが細胞の内側に入り、さらに情報を伝えます。このカルシウムの移動をスムーズにさせるのがタウリンです。
筋肉運動、臓器の運動を巧にあやつるためには、不可欠な物質です。
カルシウムの細胞内への流入は、細胞死を起こすことがあります。タウリンはこれほど重要な物質でありながら、体内で合成する量は少なく、体外から摂取することをお勧めします。
天然の食物では、カツオやブリの血合いの部分やたこやカキなどの魚介類に多く含まれています。熱に弱いですので、生食をお勧めします。
タウリンの効用
| 動脈硬化や血栓症の予防 |
| 心筋や骨格筋の収縮力調節作用 |
| 心不全治療 |
| 肝機能回復 |
| 糖尿病患者のインスリン分泌促進作用 |
| 脳硬塞予防 |
| ウィルスに対する免疫力の強化 |
| 視力回復 |
| 消化機能増強など |
乳酸菌 - ヨーグルトとかの宣伝には必須になっている
整腸作用や消化・吸収の助け役として超有名。乳酸菌にもいろいろあります。
ブルガリア菌(爽やかな味わいにする)
ビフィズス菌(大腸にすむ菌)
アシドフィルス菌(小腸に住む菌)
などたくさんの種類の菌があります。
腸の中で糖を分解して乳酸を産生し、腸のpHを低下させて病原性大腸菌などの発育を阻止してくれます。それにより整腸効果も期待できます。
乳酸菌は、免疫力を高めるインターフェロンを増産させ、癌細胞を殺すナチュラルキラー細胞を活性化する働きがあります。
オリゴ糖も一緒にとるほうがより効果的です。
ラクトフェリン - 時々見かけるけど何か知っている?
ラクトフェリンと聞くと最近発見された新しい物質と思われるかもしれませんが、そうでもありません。以前から母乳に対する研究はすすめられていまいしたが、そのなかで15年ぐらい前よりラクトフェリンに目が向けられていました。平成11年に第4回国際ラクトフェリン学会が北海道で開催されたのをきっかけに国内での関心が高まりました。
ラクトフェリンんはほ乳類の乳の中には必ず含まれる物質で、鉄と結合しやすい性質を持っています。涙、だ液、白血球の中にも含まれていることが確認されており、生体防御機能に役立っているとされています。
お産後数日内の母乳に含まれるラクトフェリンの量は、1l中6-8gと通常の母乳に含まれる量よりも2-4倍高いのです。
感染症予防、免疫力の賦活のみならず貧血の改善、ガンの予防、老化の原因となる活性酸素の除去、胃潰瘍の原因ピロリ菌の除去、C型ウイルス肝炎の治療や予防が期待されています。
このラクトフェリンに早くから注目していたのが森永乳業で牛乳から特殊な加工技術を駆使してラクトフェリンを抽出しています。
(塩化)リゾチーム - 卵アレルギーの人は要注意
リゾチームは、卵の白身に0.3-0.4%含まれている酵素です。
風邪の原因となっている細菌の細胞膜を溶かして細菌を退治するので、風邪薬に配合されたりしています。卵酒が効くのもこれによるところもあるかもしれません。
また、炎症組織の修復促進などの効果もあることから、風邪の時ののどの痛み、褥瘡、火傷の治療、結膜炎、蓄膿症治療にも使用されます。
卵白が原料のために卵アレルギー、とくに卵白アレルギーの人は使用できません。要注意です。実際に鶏の卵から製造しているのです。
アナンダマイド - こんな物質見つかりました
お肉を食べると、おいしいですよね。
食肉に含まれるアラキドン酸という脂肪酸の一種からアナンダマイドが生成され0て人間の脳にある快感神経を刺激することが分かりました。
別名至福物質とでもいいましょうか
ローヤルゼリー - 結構飲んでいる人があるんじゃないかしら
ホルモン分泌促進や自律神経をつかさどる視床下部を若返らせるはたらきがある。働きばちが花粉の中のタンパク質をいったんアミノ酸に消化して、だ液腺で合成して作るの女王蜂のための食事がローヤルゼリーです。女王蜂はローヤルゼリーを毎日食べることで働きばちの約3-5倍の大きさに成長し、寿命は約40倍にも延び、一日に2000個の卵を産卵します。
ローヤルゼリーには、タンパク質と必須アミノ酸のすべてを含めた21種のアミノ酸を主体に各種ビタミンやミネラルなどを豊富にバランスよく配合されています。特にアミノ酸の中でプロリンの含有量が高く、プロリンはコラーゲンの構成成分の一つです。ビタミンのパントテン酸の含有量が天然食物の中で最高です。このパントテン酸はローヤルゼリーに含まれるバロチンとともにホルモンの分泌を活性化させます。ヒドロキシデセン酸はローヤルゼリー特有の脂肪酸で抗ガン作用と美肌作用が認められています。
薬ではないので、栄養補助食品程度に理解して下さい。
プロポリス - 副作用報告が散見されます。気をつけて!
驚異的な天然抗生物質というけれど・・・プロポリスとは蜂が巣の中の細菌感染がおこらないように作りだす有機物質です。
柳、ポプラ、樺等の樹木は、抗菌作用をもつ樹液を分泌します。働き蜂がこれを収集し、唾液と一緒に巣の中に塗ったものがプロポリスとなります。
プロポリスの抗菌作用は、バイオフラボノイドの含有率が高いことが挙げられます。さらに、バイオフラボノイドは免疫力も高めます。よって、プロポリスから殺菌、抗菌、抗ウイルス性、抗カビ性の効果が得られるといわれています。プロポリスのど飴は、ニュージーランドでもっとも人気のあるのど飴です。
しかし、プロポリスによるショックなどといった副作用報告が散見されます。気をつけて!
セントジョーンズワース
不眠やうつ病で悩まされているアメリカ人を喜ばせているのが、セントジョーンズワース、ハーブサプリメントです。
セントジョーンズワースは、日本では弟切草(おとぎり草)、多年草で花びらの縁に黒い点々もようの黄色い花を咲かせるものです。昔から止血、収斂、鎮痛、消炎作用をもつとか、痔、やけど、腫瘍の外用薬として用いられてきました。
セントジョーンズワースの作用は、脳内のセロトニンを増加させる作用があるといわれています。具体的には、セントジョーンズワースのエキスにヒペリシン、ヒペフォリン、フラボノイドなどが働いているといわれています。
副作用はごくまれに胃部不快感、倦怠感、落ち着きのなさといった症状が挙げられていますが、抗うつ薬の副作用と比較すると、ずっと少ないです。副作用が少ないというころは、効果も緩徐ですので絶対的な効果を期待しないように。
イチョウ葉
イチョウ葉に含まれるフラボノイドには全身の血行をよくする働きがあります。末梢の血管を拡張して血流を改善するため、ヨーロッパでは脳血流促進、末梢血流障害の治療に使用されています。
また、イチョウ葉の主成分、テルペン類ギンゴライドという物質には活性酸素の発生を抑え、神経細胞の死滅を防いだり、その他ビロバライドは中枢神経のけいれんを抑え、神経細胞の働きを保護することが分かってきています。そのためアルツハイマーや脳血管型の痴呆に利用できるのはないかとされています。
プルーン
美肌効果
プルーンには、ビタミンEとビタミンAが豊富。ほかにもネオクロロゲン、ルチン、フラボノールなどの抗酸化物質が含まれています。良質のタンパク質と一緒に取ると、抗酸化佐用を高めることができます。
便秘改善効果
食物繊維が豊富、ペクチンのような水溶性の食物繊維が含まれています。これは便に水分を含んで便通をよします。さらにペクチンはコレステロールから作られる胆汁酸の排泄を促進してコレステロールや中性脂肪を下げる作用があります。しかも、プルーンにはソルビトールが含まれ、緩下作用があります。
貧血改善作用
プルーンに含まれる鉄分は果物の中でもトップ10にはいる程、鉄分豊富。女性にはもってこいです。ビタミンCと一緒に取ると、鉄分の吸収がよくてよいよ。
ビタミンC
美白の代名詞
紫外線を浴びて、メラニン色素が増え、沈着してシミやくすみになります。
メラニン色素の生成を促すのが、チロシナーゼです。ビタミンCは、このチロシナーゼの働きをブロックするので、メラニン色素ができるのを抑えることが期待できます。
ところで、最近化粧品の中にビタミンC配合というものを見かけますが、肌は脂溶性の物質は吸収できますが、ビタミンCのような水溶性の物質は吸収しにくいとされています。つまり、レモンのパックとかきゅうりパックをしてもビタミンCの作用は期待できません。
現在、コスメ商品に配合されているビタミンC誘導体というのは、油に解けた形に変換させて、破壊されやすいビタミンCを安定化させ、さらに吸収されやすくしたものです。そうなっていうるかどうかチェックして購入する必要があります。
また、ビタミンCは水に溶けた状態や熱、光、酸素にとっても弱いのです。ホットレモンジュースとかも正確にいうと暖かい状態ではどんどん分解が進んでしまいます。
内服したビタミンCは、シミを作りにくくするだけでなく、コラーゲンの生成を助けたり、活性酸素による肌へのダメージを抑えるので、はりやつやをたもち、肌の老化を防ぐ効果は期待できます。
レチノール - ビタミンA
しわには絶大な効果、素肌の救世主といわれています。
レチノールとは、ビタミンAのことです。体内に入ってビタミンAにかわる物質は他にカロチンがあります。
レチノールは、皮脂分泌を促す作用や肌に潤いを与えるとともに肌の細胞を修復する作用があります。これによって、しわを修復します。
これまで、レチノールはたいへん不安定な物質とされ化粧品に配合するのは困難とされてきました。各社の技術により、レチノールをリポソームに包み、包装形体を工夫することで実現化されました。
でもでも、決定的な欠点が・・・空気や水、光に触れると反応し、効力を失ったり、肌に刺激を与えることがあります。
食べ物では、ウナギとかレバーに多く含まれます。
ビタミンE
細胞の老化をストップするといわれています。あらゆる意味で肌の老化の原因は、肌の酸化。活性酸素が肌に悪影響といわれています。ビタミンEは活性酸素が肌に触れるのを邪魔して、肌の酸化を防ぎます。具体的には、細胞膜が酸化するのを防ぎます。
ビタミンEは、内服すると血行促進作用もあり、女性には強い味方です。そして、カルシウムの吸収を助けてくれるので骨粗鬆症の予防にもつながります。
別名、トコフェロールともいいます。
アルブチン
コケモモやなし、イチジクなどの葉っぱに含まれる成分がこれ。メラニン色素が作られる時には、チロシンというアミノ酸がチロシナーゼによって変換されることで作られます。
アルブチンは、このチロシナーゼの作用を阻害します。 これによって、シミやソバカスを防ぐことが期待できるということで化粧品なんかによく配合されているのです。
プラセンタエキス
胎盤エキスのこと。胎盤には胎児の成長に必要な栄養がたっぷり含まれているため、メラニン色素の生成を抑制する物質が含まれています。また、保湿成分も含まれています。
多くは、牛、黒ひつじ、ときには人間の胎盤から抽出します。
ヒアルロン酸
肌の真皮に存在する保湿成分の一つ 。1gで6Lの水分を保湿することができます。
当初は、鶏のとさかから抽出していましたが、現在は、人工的に生産されています。
コウジ酸
お酒、みそ、しょうゆを作る時にコウジからできるのがコウジ酸。コウジ作りの職人は肌が白いといいますね。コウジ菌がつくり出すコウジ酸にメラニン色素をつくり出すのを抑制する作用があることがわかっています。また、すでにできてしまったメラニンを体外へ早く排除しようとする作用もあります。