食べちゃいけないといっていても食べちゃうのよねえ、うちの子。
ペットのまわりには、危険なものが一杯。


中毒を起こすもの一覧

身の回り品
たばこ、洗剤、化粧品、蚊取り線香、医薬品、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、ホウ酸だんご、不凍液、鉛、鉛製品、灯油など

植物
アサガオの種、アセビ、アマリリスの球根、イチイ、イヌホオズキ、観賞用トウガラシ、キョウチクトウ、クロッカスの球根、ケシ、サトイモ、ジギタリス、ジャガイモの芽、シャクナゲ、水仙の球根、スズラン、ソテツの種、ダイオウ、タバコ、チョウセンアサガオ、トウゴマ、毒キノコ類、トリカブト、ニセアカシア、ヒガンバナ、フクジュソウ、ムギナデシコ、モモ、レンゲツツジなど

食べ物
ネギ類、チョコレートなど

動物
ひきがえる、蜂、くらげ、毒蛇など

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たまねぎ中毒
急性中毒の場合、1日から2日で赤や赤褐色の尿が出て、さらに下痢や嘔吐を起こします。貧血に陥ることがあり、眼の粘膜が白くなったりします。脾臓がはれることもあります。ねぎには犬の赤血球を溶かす成分(アリルプロピルジスルファイド)が含まれているために起こります。
犬の体重当たり15〜20gのねぎで中毒を起こすとされています。
→気がついたら、すぐに吐かせましょう。
→重症の場合は、輸血が必要です。獣医師にかかりましょう。

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チョコレート中毒
嘔吐や下痢、興奮、発熱、痙攣などの発作があったり、血尿、脱水になることがあります。ときに昏睡状態に陥ることもあります!
チョコレートに含まれるテオブロミンによる中毒です。
犬の体重当たり致死量は250〜500mgとされています。チョコレートで20〜30gに相当します。
→症状に応じて排泄の促進、点滴、胃洗浄など行ないますので動物病院で受診しましょう。

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有機塩素系殺虫剤による中毒
倦怠、嘔吐、よだれ、けいれんなどを起こすことがあります。
→解毒剤として硫酸アトロピンがあります。動物病院で受診しましょう。

有機リン系殺虫剤による中毒
倦怠、嘔吐、よだれ、けいれんなどを起こすことがあります。
→解毒剤として硫酸アトロピンがあります。動物病院で受診しましょう。

殺鼠剤(ワーファリンカリウム)の誤飲
歯肉や眼、鼻など出血がみられます。血尿や血便になることもあります。
殺鼠剤のワーファリンカリウムは血液の凝固に働くので、血液が固まりにくくなり出血にいたることがあります。
→ビタミンKを投与すると回復します。動物病院で受診しましょう。

メタルアルデヒド中毒
メタルアルデヒドは、殺鼠剤やカタツムリやだんご虫の駆除剤に入っていることがあります。よだれ、けいれんなど、ひどくなると、立ち上がれなくなり意識を失ったり、呼吸困難に陥ることがあります。少量の場合は、自然に回復することがあります。
→胃の洗浄、点滴で回復します。大量の場合は、動物病院で受診しましょう。

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除草剤による中毒
胃腸に強い刺激になり、嘔吐、下痢をします。しかし、重症の場合には脱水や呼吸困難になり死亡することがあります。
→有機ヒ素、フェノール系は毒性が強く危険です。動物病院で受診し、解毒剤の投与を受けることが必要な場合もあります。

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鉛中毒
下痢、嘔吐、けいれん発作をくり返すことがあります。
古いペンキや絵の具、バッテリー、床材のリノリウムなどを飲み込んだ時によく起こります。
→固まりであれば、手術で取り除きます。場合によっては、鉛吸着剤を使用すこともあります。動物病院で受診しましょう。

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医薬品中毒
何を誤飲したかによって症状は、さまざまですし、処置方法も異なります。動物病院で受診し、適切な処置を受けましょう。その時、何を誤飲したか正確に伝えましょう。

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誤飲したからといって、吐かせると危険なもの

酸アルカリ(トイレ用洗剤・台所用、換気扇用の洗浄剤など)

:粘膜への障害が大きく、吐かせることによってさらに消化管を損傷してしまいます。
塩素系(漂白剤・かび取りなど)
:粘膜への障害が大きく、吐かせることによってさらに消化管を損傷してしまいます。
石油系(灯油・マニキュア・除光液)
:揮発性が強く、嘔吐させた時に過って気管に入ることがある。肺炎に進展する恐れがあります。
薬品の一部(しょうのう)
:けいれんを起こすことがあります。

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ペットの現代病
人間の長寿化に並行して犬、猫などのペットも長寿化が進んでいます。
人間の食生活の変化や環境の様式の変化によって糖尿病やガン、アトピーなどいわゆる「現代病」といわれる病気が増えてきています。ペットも同じ。犬や猫などのペット達も成人病や高齢化に伴う病気を煩うようになってきました。
健康維持も重要ですが、病気によっては薬物療法が必要になることもあります。その場合、薬剤の選択は獣医師の裁量に依存されますが、最近、60%以上はヒト用医薬品が使用されているようです。

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