「酒は百薬の長」といわれ、食生活・社会生活に飲酒の習慣は切り離せない重要な存在である。適度の飲酒はアルコール(エタノール)の作用により唾液や胃酸の分泌を亢進させて食欲をまし、中枢神経に作用して気分を高揚させるのでストレス発散に役立つ。
アルコールは中枢神経抑制作用をもつので、飲酒後の運転は危険!といわれるように、中枢神経抑制作用をもつ薬剤(催眠・鎮静薬、抗ヒスタミン薬など)はアルコールにより中枢神経抑制が強くでることがある。
症例1:飲酒(ウィスキー)後ハルシオンを飲んで、興奮状態になり一方的に突然はなしだした。翌朝前夜の記憶はなし→抑制がはずれる。その後、飲酒だけではこのようなことはなし。
症例2:チューハイを飲んでハルシオンを飲んで就寝した後、突然起きだし暑い暑いといって服を脱ぎだした。翌朝に前夜の記憶はなし。
健常人にエタノールを内服させ、ハルシオンを内服させると、エタノールの摂取量を変化させてもハルシオンの血中濃度はあまり変化しない。
すなわち、薬の血中脳度に依存した相互作用でなく、中枢神経抑制作用が相加的に表れたものと考えらている(これを薬物力学的相互作用という)。
薬を飲んで悪酔い疑似体験
晩酌がしたい
栄養ドリンクにもアルコールが含まれていることがあるので、身体によいといって大量摂取すると思わぬ副作用に遭遇することがあるので注意!!
アルコールは飲むととても幸せな気分になれます。アルコールと薬は、上手にお付き合いしましょう。