健康食品・薬編
お薬やサプリメントなどに関心をもっていただき、皆様がよりよい
日常生活を過ごすことができるようお手伝いができたらと思っています。
腰痛は、現代人にたいへん多い症状です。一度起こると再発したり、慢性化することもあるため、
腰痛の予防や治療には、大きな関心が寄せられています。ここでは、薬剤師の立場から、腰痛との
上手な付き合い方について解説します。
| 腰痛の予防・改善のための健康食品やサプリメントの上手な使い方 |
サプリメントの位置づけは健康的な食生活の補助食品としてとらえる傾向にあります。
医薬品ではないことに留意しましょう。腰痛のサプリメントとして有名な成分には、グルコサミン、
コンドロイチン、MSM、ヒアルロン酸などがあります。血行を改善するビタミンEや、イチョウ葉エキス
なども腰痛予防を考える上で、有効な腰痛サプリメントといえます。
| ● | グルコサミン |
| 「関節の動きをなめらかにする」、「関節の痛みを改善する」などといわれます。 これは、ヒトにおいて硫酸グルコサミンの摂取が、骨関節炎におそらく有効だろうと 考えられているためです。ただし、重篤で慢性的な骨関節炎の痛みの緩和に対しては、 その効果がないといわれています。 |
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| ● | コンドロイチン硫酸 |
| 有効性については、今のところ見解が一致していません。 まれに上腹部痛、吐き気などの副作用が起きることがあります。 |
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| ● | ヒアルロン酸 |
| 加齢とともに減少することから関節炎などに対する効果、美肌効果などが期待されています。 しかし、経口摂取によるヒトでの有効性については、信頼できるデータは今のところ見当たりません。 |
| ※ | 注意しましょう |
| インターネット通販による健康被害と、医薬品との飲み合わせ 近年、違法な販売や広告手法、健康被害や詐欺が大きな社会問題になっています。インターネットを介して 購入した場合には品質の確保が難しいため、健康被害にあわないよう注意しましょう。また、医薬品との思わぬ 相互作用(飲み合わせ)に遭遇しないよう、使用前には必ず医師・薬剤師に相談しましょう。 |
| 痛みがひどい時の薬の使い方 |
腰痛に使用される薬は、主に「痛み止め」と「筋弛緩剤」です。そのほか、「ビタミン剤」
「プロスタグランジン誘導体」「漢方薬」「骨粗鬆症の薬」などがあります。
| ● | 痛みがひどい場合には、「頓服薬」として使用 |
| 頓服とは服用方法(飲み方)の1つで、食前/食後などのように定期的に服用するのではなく、 症状に応じて服用することです。薬自体の分類ではありません。痛み止めには、飲み薬と貼り薬、 塗り薬、坐薬、注射がありますが、頓服薬として使用する場合は通常、飲み薬を使用します。 飲み薬がつらいときは、坐薬もあります。医師に相談してみましょう。 |
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| ● | 痛み止めの服用間隔は、最低3〜4時間 |
| 痛み止めを続けて使用すると、体内の薬の濃度が高くなりすぎ、副作用が現れやすくなるため、 痛み止めを服用してから次に飲むまで最低3-4時間はあけます。5-6時間の間隔が理想的です。 ただし、痛み止めを食後に定期的に使用して痛み止めを追加する場合は、服用間隔が通常より 狭くなるため、医師に一日の服用回数や服用間隔を相談しておくとよいでしょう。 |
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| ● | 一緒に処方された胃薬は必ず服用しましょう |
| 痛み止めは胃腸障害を起こすことがあり、一緒に胃薬が出されることもあります。その場合は必ず 服用するようにしましょう。空腹時の場合はできるだけ多めのお水かお湯で服用するとよいでしょう。 |
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| 最近では医療用の痛み止めが薬局で購入できるようになりました。病院の薬と市販の 薬を重複して飲まないよう、医師や薬剤師に確認してから使用するようにしましょう。 |